教育方針等
令和6年度 教育方針及び努力目標
(1)教育方針
 自己開発や自己実現に必要な知識・技能の修得を図るとともに、豊かな人間性の涵養と心身の鍛練に努め、幅広い視野に立って社会の発展に寄与する青少年の育成を図る。
 
ア、三つの方針
 ① アドミッションポリシー:入学受け入れに関する方針
  ものづくりや工業の様々な分野に関心を持ち、専門的な技術・技能の修得と自らの進路実現にむけて積極的に様々な活動に取り組む意欲のある生徒。

 ② カリキュラムポリシー:教育課程の編成及び実施に関する方針
  工業各学科の特徴を生かした実践的・体験的な教育課程と地域産業界・業界団体と連携したキャリア教育による、就職から進学まで、生徒一人一人に対応した進路希望を実現する。

 ③ グラデュエーションポリシー:育成を目指す資質・能力に関する方針
  工業に関する実践的な技術、技能の修得と、自ら考え行動する主体性、他者と協働する協調性の育成により、地域社会における産業の担い手として貢献できる人財を育てる。
 
(2)学校としての組織目標
 
 地域から期待され、地域に貢献できる工業高校の確立と教科指導の充実
 
ア 工業教育の特色を生かし、社会貢献ができる生徒の育成
イ 主体性を生かしたキャリア教育の推進
ウ 豊かな心の育成と基本的な生活習慣の確立
エ 基礎学力の向上
オ 特別活動の活性化
カ PTA活動の活性化
キ 信頼される学校づくり
 

令和6年度重点目標
 
ア  工業教育の特色を生かし、社会貢献ができる生徒の育成
 ① ものづくりや資格の取得を強化して、工業に関する知識・技能・技術を修得させる。
 ② 工業教育の特色を十分に発揮し、新たな技術に対応できる実践力と未来を創造する力を養う。
 ③ 工業人としての自覚を形成し、社会の変化に対応できる、自ら学び、考える「生きる力」を育む。
 
イ 主体性を生かしたキャリア教育の推進
 ④ 組織的、計画的なキャリア教育により、社会における自己の役割と在り方を探求し、進路決定100%を実現する。
 ⑤ 企業や地域社会との連携を強化して、実践的・効果的なインターンシップを実施する。
 ⑥ コミュニケーション能力を高めるとともに、正しい勤労観・職業観を育成する。
 
ウ 豊かな心の育成と基本的な生活習慣の確立
 ⑦ 学校・家庭・地域社会が連携して基本的生活習慣の確立を図る。
 ⑧ 一人一人の生徒を理解し寄り添うとともに、高校生としての自覚を持たせ責任感を身に付けさせる。
 ⑨ 組織的、計画的な生徒指導を全職員で行い、規範意識を高め、マナーと道徳心を大切にする姿勢を育成する。
 ⑩ 本校の「いじめ防止基本方針」に基づき、学校・家庭・地域住民、その他関係者と協力して、いじめの防止等に取り組む。
 
エ 基礎学力の向上
 ⑪ 生徒の実態に即して,ICT等の活用や「わかる授業」を実践し、授業の改善に努め、基礎的・基本的な学力を身に付けさせる。
 ⑫ 必要に応じて、義務教育段階の学習指導も行い、自ら継続して学ぶ習慣を身に付けさせる。
 ⑬ 進路希望に応じた個別最適な学びを実践することにより、より高い目標に挑戦する意欲を育て、「確かな学力」を身に付けさせる。

オ 特別活動の活性化
 ⑭ ホームルーム活動や部活動などの様々な学校生活の中で、自主性・協調性を発揮し、問題解決しようとする実践的な態度を身に付けさせる。
 ⑮ 部活動の加入・継続を促し、健全な心身の成長と、広く有意義な交友関係を築くとともに、学校の活性化を図る。
 
カ PTA活動の活性化
 ⑯ 生徒一人一人の健全な育成を目的として、保護者と教師が密に連携し、信頼関係の上にPTA活動を推進する。
 ⑰ 地域社会と連携し、積極的に情報を発信する機会を設け、開かれた学校づくりを推進する。

キ 信頼される学校づくり
 ⑱ 教員一人一人が、コンプライアンスを遵守し、「信頼される教員」であることが「信頼される学校」づくりにつながることを認識する。
 ⑲教員がこれまでの働き方を見直し、自分の授業を磨くとともに日々の生活の質や教職人生を豊かにすることで自らの人間性や創造性を高め、子供たちに対して効果的な教育活動を行う。