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更新:2023/11/11
星野 智紀
修学旅行3日目は、事前に選択したマリン体験を実施しました。
今日も朝早くからしっかり準備した生徒たちは、シュノーケリング・シーカヤック・伊江島サイクリング・琉球文化体験のコース別にバスに乗りこみ出発しました。
体験学習の先陣を切ったサイクリング班は、ホテルから近くの港で船に乗り、30分ほどで伊江島に到着しました。その後、自転車をレンタルし伊江島をサイクリング。スタート地点から右に行くか、左に行くか、運命の分かれ道を選択することとなりました。サイクリング以外にもニャティヤ洞の探検、タッチューと呼ばれる山への登山、伊江ビーチでのビーチバレーなどができ、あっという間の3時間でした。サイクリングも後半というところで突然のスコール。ずぶ濡れになったのも良い思い出となりました。
シュノーケリング体験班は、ホテルから20分ほど離れた「幸喜ビーチ」でアクティビティを実施しました。8人ごとに分かれてインストラクターの方に指導して頂きました。生徒たちは初めての体験で、ウェットスーツ、ブーツの着用にとても苦戦しましたね。一通り指導を受け、船に乗り込むと生徒達は「まだかまだか」と期待を膨らませていきました。実際に潜ると、透明な海の中で、色とりどりのサンゴ礁が美しく広がっていく景色が印象に残りました。マスク越しに見る世界は幻想的で、カラフルな熱帯魚たちと一緒に泳ぐことができ嬉しかったです。
シーカヤック体験班はまずマングローブ散策をしました。マングローブ散策では自然の美しさと生態系の多様性を感じることができ、素晴らしい体験ができました。植物や動物の多様性、泥の中に埋まる木の根の様子など、普段の生活では体験できない新しい視点で自然を楽しむことができました。シーカヤック体験では自然と一体になりながら冒険心をくすぐる素晴らしい経験ができました。風が強く難しいタイミングでしたが、ふたり1組で呼吸を合わせながら約1時間楽しむことができました。水面から見る景色や波の音、自分の力で進む感覚は心地よく、海を満喫することができました。
琉球文化体験班は、15世紀の沖縄の生活をモチーフにしたカルチャーパーク「むら咲むら」に到着。1時間30分という時間の中で、シーサーの絵付け体験及びむら咲むら内の自由散策を行いました。初めにシーサーの絵付けに取り組みました。「オスのシーサーは口を開け、災難を防ぐ。メスのシーサーは口を閉じ、福を招き入れ守る。」と言われており、オスとメスのどちらかを選ぶところからスタート。10色ほどのアクリル絵の具を組み合わせて様々な色を作り出し、自分だけのシーサーに仕上げていきました。全員が作業に夢中になって取り組み、あっという間に時間が過ぎていきました。色鮮やかに塗られ完成したそれぞれのシーサーを、大事に持ち帰りました。
マリン体験後は美ら海水族館へ向かいました。最も印象的な瞬間は、巨大な水槽で舞い踊るジンベイザメとの出会いです。実際に対面してみると、ジンベイザメの大きさに度肝を抜かれ、その姿をカメラに収める生徒が多かったです。餌付けショーも実施され、その迫力に息を呑み、自然の中での生態系の複雑さと美しさに感動を覚えました。美ら海水族館の見学後、自由時間を楽しむことができました。地元の特産品やお土産を手に入れたり、美しい海辺を散策したりしながら、沖縄の魅力に触れる時間となりました。
修学旅行の最終日が明日に迫りました。最後の一日を思いっきり楽しんでいきましょう!!